【中学受験】親のサポートと見えない苦労

中学受験って1番大変なのは本人なのだけど、サポート側も結構大変。生活が塾中心になる。しかも、サポート側の努力って目に見えないんですよね。お弁当作ったり、送迎したりっていう目にみえるサポートもあるのだけど、それ以上にある細かいものって目に見えない。

例えば、

①今日はコレを何時にしようか、と一緒にスケジュールを立てて、

②それまでに家事などは済ませておいて、時間になったら一緒に塾の宿題をするようにする。

③時間になっても始めないなら「○時になったよ」と声かけをする。なるべく強制にならないように。勉強が嫌なものにならないように。

④それでも始めなければ爆発しそうなのを我慢して、「○○分から始めようね」とか「それが終わったらやろうね」と妥協点を見つける。忍耐力が鍛えられる。そして白髪が増えてゆきます😇

一緒に宿題をするのは、ボンが自分だけ頑張っているのではない(やらされているのではない)と思ってもらうために始めましたが、今では問題も難しくなってきてママちゃんがボンに教えてもらっています。あとは、ひとりで宿題をやると、分からない問題が出てきた時にイライラして進まず‥余計に時間がかかってしまうから。イライラし始めたなと思ったら、すぐに解説を見ながら一緒に考えるようにしています。一緒に勉強することで、ボンの苦手な分野がわかるようになり、問題集を見ても、これは解けそうとか、これはボンにはちょっと難しいかな、というところがなんとなく分かるように。テスト前、ここはちょっとあやしいかな〜という問題をコピーして復習できる点もあります。特に、理科社会などの暗記ものは、資料集の写真をカラーコピーしてトイレに貼っておいたりしています。

他にも、ちょっと怪しい単元を復習してほしいとき、テストでできなかった問題はコピーして解き直しノートを作る。漢字は思い出す作業が大事だから、プリントを作る。プリントは、ただ渡すだけではやってくれないのでやった分だけポイント貯まってご褒美もらえるシステムを作る。など、その他いろいろ。

どうしたら楽しく効率よく出来るかな、というのを考えていると、無限に出来ることが増えます。。

正直、お弁当と送迎以外のサポートやらなくて良いのかもしれないし、逆にもっとやっているご家庭もありますよね。仕事をしているお母さんならそんな余裕は無いでしょうし、精神年齢の高いお子さんだったら自分からどんどん進めちゃう子もいます。これは各家庭それぞれなのだろうけど。どれが正しいかは、そのその子によって変わってくると思うので、今のボンに無理のないサポートを日々探り探りやって行ってる感じです。

外で働きながらサポートしていた時は、本当に大変でした。退職したことに後悔はありません。

でも目に見えないものって、周りから見ると何もやっていないように見えるんですよね。サボってるみたいな。それも悲しいところ。

先日、義からの電話で、「教育熱心教育虐待は紙一重」という話をされました。前にボンと話した時に、ボンが「学校は楽しいけど塾は楽しくない」と話していたそうです。その後テレビで「教育熱心と教育虐待は紙一重」というのをやっていて、心配になったそう。心配してくれるのは非常にありがたいこと。でも、楽しいと言って塾友達の話をしてくれる時もあるのです。波があるのです。その時習っている単元が苦手単元だったりしても、楽しくないのです。塾に行く前は「行きたくないな、面倒くさい」と言っていても、迎えに行った時には「楽しかった〜」と言って帰ってくるのです。でも実際、塾辞めていいよと言えば、辞めたいのだと思います。遊んでいるほうが断然楽しいですし。我が家の周りは受験しない子ばかりなので、余計です。

そう言われると、何が正しいのかわからなくなります。本当にボンのためになっているのだろうか🤔そもそも中学受験をさせようと言い始めたのは、パパなのですが、親の希望を押し付けていないだろうか。子供がやりたいと言い出したことでなければ、それは虐待になるのだろうか。これがスポーツの習い事だとそこまで言われないのに。

今日は最近思ったことを色々と書いてしまいました。